7月10日に開催された「イノプロム2017」で、近大マグロがロシア初デビュー
イノプロムは、ロシア・エカテリンブルク市で毎年開催されるロシア最大級の総合産業博覧会で、日本は今年「パートナー・カントリー」として参加し、ロシアの産業高度化に役立つ日本の産業技術のほか、日本食を幅広く紹介しました。
このたび、株式会社JTBコーポレートセールス様と豊田通商株式会社様等の協力により、輸出拡大につながる試みとして、また、資源管理の必要性が言われている中で、天然資源に頼らず、世界で初めて開発された完全養殖技術を日本としてアピールするため、生の「近大マグロ」をロシア・エカテリンブルク市に出荷し、その場で日本人マグロ解体士による「近大マグロ解体ショー」が行われ、多くの来場者にお刺身として振舞われて大好評を博しました。
事前に行われた試食会では、世耕経済産業大臣兼ロシア経済分野協力担当大臣及びマントゥロフ産業商務大臣に近大マグロのお刺身等が振る舞われました。なお、この取組は、農林水産省の「平成29年度中堅・中小食品関連企業海外展開特別対策事業」の一環として実施されました。
近畿大学で育てた73kgの近大マグロ
解体ショーの様子